きままなたわごと


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kazeken

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風がことのほか大好きな風来坊です。
普段は多忙の為
なかなか旅さえも出来ないけれど
心は気ままな風のようでありたい
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2011.05.14  風の旅~クレソンの畔で~ <<19:49


5月2日のことである。
田舎で目が覚めた。
時計は朝の5時半をまわったころ
姫も父ちゃんもまだ寝ている。

仏壇に線香をあげて
そのままもう1本線香に火をつけ
外に出た。
カエルの合唱がややおさまった田舎の朝は
ぴ~ん!と冷えて寒い。

納屋のむこうの三方を田圃に囲まれた
キウィ畑に向かった。
南の角は我が家のペットセメタリーになってる。
ここに…チョロは眠ってる。

足元は春の野草や花で溢れてて
サンダルが朝露で濡れた。

線香を盛土に差して両手をあわせる。

チョロも親子の猫もそしてコロも
みんな仲良く眠ってる。

チョロが死んで随分経つというのに
僕はまだペットレス・シンドロームから
立ち直れないでいる。


少し向こうに隣の家の田圃が見える。
綺麗にしろかきもくろかきも終わって
田植えをするだけの状態になってる。

キウィフルーツの葉が揺れる畑の周りは
作ることのなくなった田圃に囲まれ
田圃のなかには芹やクレソンに雑草や野草で覆われ
ある種のジャングルかもしれない。

風が…吹いてる。
冷たいけれど心地いい。

台所に戻って大きなグラスをだし
ロックアイスをめいっぱい入れ
泡盛をたっぷり注ぎ
再び外に出た。

井戸のところに来た。
竹薮の中にある元井戸から土管を通して流れ落ちた水を
下の井戸が受け止める。

深さ1mほどの井戸が溢れるとみいこを通って
池に注がれ鯉や鮒の営みを育みそして下降の田圃へと経由してゆく。

昔はこの井戸は我が家の大切な生活用水だった。
まあ。
今でも台所には市の水道と井戸の水道の2つの蛇口がある。
夏場は我が家の水道の蛇口は水滴で覆われるから
やはり冷たいのだろう。

泡盛を飲みながら
グラスごしに朝の光が氷にあたってキラキラ光った。

グラスごしに見る今の井戸は
殆ど雑草と苔に覆われ
昔1mあったみいことの段差はいまは殆どなく
井戸の溢れる水を求めるように
撓わなクレソンで覆われてた。

その向こう一体は田圃も池も無くなっていつしか
菖蒲の林となり単なる湿地帯となった。
あるいみ家の敷地内に菖蒲田圃があるなんて贅沢かもしてない。

ちょうちょが横切っていった。
ケロロ…ケロロ…
長閑にカエルがないてる。

クレソンも風に揺れてた。

実にうまそうなクレソンだ。
つまんで食って見ようとおもったが
これはマヨネーズかドレッシングで食べたいと思ったので
採るのをやめた。

にゃお…にゃぁ~お…
紫の花だいこんの中をなきながらジジがおりてきた。
真っ黒い猫なので魔女の宅急便から姫がつけた。

振り向いたら玄関の前の餌場に
常連の猫達が朝ご飯をもらいに集まってた。

ぱきん!ぱきん!と背中で音がした。
鬱蒼とした竹薮で竹が鳴ったのだ。
みると
我が家のバナナは14本に増えてて
冬枯れしたところから
それぞれ新しい今年の幹が育ちはじめてた。

グラスは…汗をびっしりかいてて
泡盛はちょうどいい具合になってて
僕はたいそう素敵な朝の時間を反芻してた。

クレソンは風に揺れてた。

うん!
やっぱりマヨネーズだな。
朝の目玉焼きの横に添えてたべよう!
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