きままなたわごと


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風がことのほか大好きな風来坊です。
普段は多忙の為
なかなか旅さえも出来ないけれど
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2013.01.14  製鉄天使 <<09:34


「製鉄天使」桜庭一樹 東京創元社

seitetutenshi-01.jpg

〈ストーリー〉
東海道を西へ西へ、山を分け入った先の寂しい土地、鳥取県赤珠村。
その地に根を下ろす製鉄会社の長女として生まれた赤緑豆小豆は、
鉄を支配し自在に操るという不思議な能力を持っていた。
 荒ぶる魂に突き動かされるように、
彼女はやがてレディース〈製鉄天使〉の初代総長として、
中国地方全土の制圧に乗り出す──一九八×年、灼熱の魂が駆け抜ける。
伝説の少女の唖然呆然の一代記。

〈読み終えて〉
今年一発目の本は爽快なヤツをお届けしましょう!
って言いながらも
実は暮れに読んだやつなんだけどね^^

なって言ったらいいんだろう!
読み始めて、最初に頭に浮かんだ言葉は「荒唐無稽」である。
何これ?ハチャメチャじゃん!
って飽きれながらも読んでたんだけど……

でも読み進めるうちに劇画のようなアニメのような
そしてなんだか壮大な映画を見ているような
なんとも不思議な魅力に取り憑かれて
気がついたら夢中に貪り読んでる僕がいたんだ。

読み終わった時にはひとつだけを残して
爽快な気分になってた。
その…ひとつだけ…はせつなくなるので書くのはやめよう!

女暴走族の話だろうから
厚化粧のキャバクラみたいなメイクのお姉ちゃんたちが
陰湿な暴力と淫らなSexを繰り返す話なんだろうと思っていた。

しかし「製鉄天使」には暴力シーンはいっぱい出てくるが
陰湿ではなく不思議と軽快爽快な活劇のようなのだ。
Sexなんて拍子抜けするくらいこれっぽっちも出てこずキッスさえない
しかも出てくる女の子たちが悪役は別として
みんな可愛い美少女たちなのだ。

暴走族が嫌いで荒唐無稽と笑ってた僕は
あずきを初めとする「製鉄天使」たちに
すっかり惚れ込んでしまった。

読み終えて真っ先に思ったのは
この物語の主人公の「あずきっ子に会いて〜〜〜っ!」である。
ポニーテールに真っ赤なリボンをつけて
相棒の真っ赤なバイクを駆り立ててただただ走りまくる美少女に
どうしても会いたくて会いたくて困ってしまった。

読み終えて、もっと続きがないものかと思ってたら
たまたま会社でコピーライターの岡田さんにこの本の話をしたら
なんと!同じ作者の本『赤朽葉家の伝説』を読んでて
どうやらこの本は彼女の読んでた本のスピンオフ作品らしいとわかったのだ!

今彼女は僕の読み終えた「製鉄天使」を読んでるけれど
「赤朽葉家の伝説を貸しましょうか?」って言われたけれど
基本的に僕は買って読む派!なので
ちょっと別な作家の別な作品を読んでから
あとでゆっくり其の本を読んでみようと思う。

〈そういえば……〉
「製鉄天使」に出てくる時代は僕らの時代とリンクしてると感じた。
登場する学校模様はまさに僕らの頃のおんなじで
昔の漫画「男組」にほぼ近い荒れた学校だった。

生徒の半分はぐれていて残りはまあまあレベルの普通の生徒だった。
私立だった僕の高校は「馬鹿でも入れる」っていうので
他の学校で退学になったり他の学校が見捨てた生徒が集まる
いわば吹き溜まりのような学校でまさに荒れていた。

僕の聞いた話では人が二人死んで学校名が二度変わったらしい。
僕らが入った頃は校名が変わってそんなに経ってないころで
学校名を言ったら皆???な顔だったが古い名前を告げると
みんなビビって逃げていった。

僕らの田舎では当時恐れられていた朝鮮高校と同じくらいに
僕らの学校は恐れられていた。

そんな学校だから暴力沙汰はしょっちゅうで
授業中に救急車がきたり、いきなり退学でいなくなったり
先生が授業中に虐められて泣いたり殴られたり
卒業間近になると体育会計の先生が姿を消した。

卒業生のお礼参りが怖いのだ。
現に僕ら一年生の校舎の裏で高圧的に生徒を指導してた先生が
先輩たちに囲まれて殴られてた。
ほんとうに酷い学校だった。

僕が随分大人になった頃甥っ子に言われた。
「伯父さんて◯◯高校なんだよね?」って尊敬するような顔で言われた。
「いやいや…恥ずかしくって…」と酷い学校だったから…そう答えたが
「すんごいなぁ〜〜!伯父さん」って彼は言う。
「へ?」
「◯◯高校って言えばサッカーと野球が強いし超人気高校なんだよ」
「え………」
僕はフリーズしちまった!

僕が卒業して四半世紀以上経って
経営者が二代目になって学校経営が変わったのか?
建物もすべて真新しくなり
いろんな意味で悪名高き母校は
今じゃ信じられないくらい憧れの人気高校に変わっていたのだ。
時の流れというのは実に恐ろしいものだ。

「製鉄天使」を読んでて
あ……俺らの学校も同じだったなあ…と思い出したのでついでに書いてみた。
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mixiより全然良いぞ!


6NhatR2t
mixiでは1人食うのがやっとだったが…
ここはwww
http://6N12KXl1.m-i-x-i.info/6N12KXl1/
2013.01.16(09:40) / URL / 量より質 / [ Edit ]


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