きままなたわごと


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風がことのほか大好きな風来坊です。
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2013.06.28  初夏の美歩 <<04:19


遠くに朝の摩天楼の聖路加タワーを見ながら
ちょうど中央通りにさしかかる手前だった。
カツン!カツン!
粋なり聞き慣れた靴音が聞こえて来た。

ちょっと懐かしい気がした。
ほぼ半月振りかもしれない。

え?いつのまに?
柳通りを真ん中に右の歩道から
左の歩道を見た。

美歩だ!

中央通りの信号にふたりともつかまった。
僕は向こうに渡り
信号を待つ美歩の右側に並んだ。

美歩は
細かいレースの飾り縁のついた黒い小ぶりの日傘を左手でさしていた。
半袖のシャツに薄いベージュグレー系の薄いサマーカーデガンを羽織って
肩には短いショルダーのいつもの茶色にバックをかけてた。
下は白地に細かい紺模様の夏らしい丈の短めのパンツだ。
考えてみたら美歩のパンツスタイル初めて見た。

ブラウスにジャケットと
ミニ丈のフレアースカートしか見てなかったので
美歩のパンツは新鮮に見えた。
しかも上から下まで均整のとれたラインは
まるでバービー人形のようだった。

靴はいつものヒールではなく
踵はヒールタイプと同じように高くなっているが
底部分は一体型のものだ。
靴が違うのに同じような靴音がするのは
やっぱり美歩だからだ。

よく見るとヘアースタイルもやや変わってた。
髪の長さは変わらないが
ヘアーデザイナーにカットしてもらったらしく
洒落たデザインの嫌味のない仕上りになってた。
あいかわらず僕は彼女の顔を見ていない。
今日もやや右斜め後ろから見ている。

信号が青になって美歩歩きはじめた。
僕も二歩ほど遅れた間隔で美歩と歩く。
柄物のパンツ越しに揺れる小ぶりのお尻が
妙に揺れる。
初めてパンツスタイルを見るのに
果たしてこんな動きのお尻だったのか?

可愛いお尻に見とれていたら妙な事に気がついた。
いつもの確固たる爽快な闊歩ではないのだ。
もう一度全体を見て
あっ……そうか
いつも見ていた軽快な彼女は
左肩にショートハンドのバックをかけて
小袋を持ち開いた右手は前後にまるで全体のバランスをとるように
大胆に振られていたのだった。

しかし
目の前の美歩は
左肩にショートハンドのバックをかけたのはそのままに
その左手で日傘をさしているから
いつもの小袋(巾着のようなもの)は
右手に持ってるので大振りできないのだ。
時々手を振ろうと巾着を振るが重みがあるらしくバランスが穫りにくいようだ
そのため右手の振りの分を身体のバランスをとろうとするから
小さなお尻が必要以上に揺れているのだ

見とれながら歩いてたら
朝食を買うコンビニが見えてきた。
僕は美歩の後ろ姿をぎりぎりまで見ててコンビニの角を曲がった。

朝食は最近食べてなかったが
昨日の歯医者の薬も血圧の薬もあるので
空腹じゃ不味いだろう
それでお茶とこんぶのおにぎり1個を買った。

元の歩道に戻ると
昭和通りという車の川の流れの向こうに
まっすぐ歩道を歩いて行く美歩が見えた。
やっぱり美歩だ。

けれどもやっぱり僕は
まっすぐ前を見て大きく手を振り
颯爽と闊歩する美歩の歩く姿が見てみたい!

しばらくじっと後ろ姿を見ていたが
やがて朝の陽炎の中に揺れながら消えて行った。
2013.6.27thu

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